【特別編】関東鉄道「入地駅」:竜ヶ崎線「たった3駅しかない路線にある唯一の中間駅は意外なスポットだった!」

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本来は終着駅(始発駅)をレポートする当サイトですが、今回は始発駅でも終着駅でもありません。関東鉄道竜ヶ崎線の佐貫駅竜ヶ崎駅のレポートをしたものの、そこは全区間でたった3駅しかない短い路線。たった1駅残った唯一の中間駅とはどんな駅なのか。そんな駅を紹介しないのは何となく忍びないので、特別編として関東鉄道竜ヶ崎線「入地駅」をご紹介いたします。

茨城県の南部に位置する龍ケ崎市の西部に関東鉄道竜ヶ崎線の唯一の中間駅、入地駅はあります。総延長4.5キロ、全3駅片道7分の短い路線の中間駅。完全単線なので佐貫駅竜ヶ崎駅を1編成の列車が行ったり来たり往復している路線です。となると唯一の中間駅である「入地駅」には、上り下りの列車が頻繁に発着していることになります。

※画像は関東鉄道 竜ヶ崎駅のものです。

調べてみたらやはり忙しい朝などは、
入地駅7時台
佐貫行:02分 22分 42分
竜ヶ崎行:12分 32分 56分
と10分おきに列車が発着する忙しい駅でした。住宅が駅前一等地(もはや駅構内と表現できるくらい近いですが・・・)に結構建っていますが、もはやディーゼル音は日常音と化しているのでしょうね。ちなみに2019年度の実績データですが、一日の乗降人数は72人。無人駅ではありますが、この方たちにとっては貴重な駅です。



では入地駅は、住民のためだけの駅なのか、というと実はそうでもないらしいです。

どうやら入地駅とは「地」力をつけて、「入」学(入社)する。という受験生にとって、とても縁起の良い駅名であると書かれております。ここ入地駅で「5を書く」と『合格』するらしいですよ!

いやよく読むと、合格するかしないかはあなた次第だそうです(笑)。それはそうなんですが、それは分かってはいるのですが、お願いできるのであれば、ぜひお願いしたい。と思うのがいたって普通の考えです。

だからほら、見てください、この多く書かれた「5を書く」を。受験は辛いですからね。書いた子も書かなかった子も、みんな志望校に「合格」しますように!

竜ヶ崎線の唯一の中間駅がどんな駅か、単なる好奇心で訪れましたが、受験生たちにとってのスポットだとは意外な発見でしたね。とても非日常が感じられる駅でしたし、このような駅は初めてでした。

いまは唯一の中間駅ですが、開業時は全4駅だった竜ヶ崎線に、後から「入地駅」が新設されたそうなので、入地駅は竜ヶ崎線の中では一番新しい駅ということになりますね。

当時の竜ヶ崎線は「竜ヶ崎駅」「門倉駅」「入地駅」「南中島駅」「佐貫駅」の全5駅の路線でしたが、1957年(昭和32年)に「門倉駅」と「南中島駅」が廃液となり、現在の全3駅体制となったそうです。最後に残った入地駅、頑張れ!



といっても駅前には特に何もなく、住宅が建っております。のどかな感じ、発展せずこのまま残っていてください。

以上、【番外編】関東鉄道竜ヶ崎線 入地駅レポートでした。

関東鉄道竜ヶ崎線 両端の終着駅は下記をご覧ください。

 



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